第209回 2025/1/26

スピル機能とは?

これまでのExcelでは、複数のセルに値を表示したい場合、結果を表示したい全てのセルを選択し、Ctrl+Shift+Enter(CSE)を押すことで数式が一括入力されていました。これを「配列数式」と言います。これに対してスピルは、一つのセルに数式を入力すれば隣接するセルにも自動的に結果が表示されるため「動的配列数式」と呼ばれます。

以下の例では「単価」と「数量」を掛け合わせた「金額」を計算します。
従来の単一の数式「=C3*D3」を入力してからコピーする必要はありません。スピルで処理する場合は「=C3:C6*D3:D6」とひとつの式を入力するだけ済みます。

/