第208回 2025/1/12
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XLOOKUPに皆でトライしました。
XLOOKUP関数は、VLOOKUP関数やHLOOKUP関数の機能を統合し、表の任意の場所から特定のデータを検索して対応する値を取得する新しい関数です。今後の主流になると期待されています。
VLOOKUP関数から進化したXLOOKUP関数
ExcelのXLOOKUP(エックス・ルックアップ)関数は、特定のデータを指定したセル範囲から探して、対応する値を取り出す関数です。商品リストから商品IDに対応する商品名や単価を取得したり、顧客リストから顧客IDに対応する名前や住所を取得したりしたいときに役立ちます。
似た働きをする関数に、「ビジネスに必須」として広く知られているVLOOKUP(ブイ・ルックアップ)関数があります。VLOOKUP関数は、表を縦方向(Vertical)に検索し、特定のデータに対応する値を取り出す機能を持っています。
XLOOKUP関数はVLOOKUP関数の後継として、2020年に登場した新しい関数です。VLOOKUP関数だけでなく、表を横方向(Horizontal)に検索するHLOOKUP(エイチ・ルックアップ)関数の機能も備えており、引数の扱いも分かりやすくなりました。
また、VLOOKUP関数のように検索値を表の左端に配置する必要がありません。今後はXLOOKUP関数のほうが主流になっていくと思われ、もし「VLOOKUP関数に慣れているから」という理由だけで使っていないとしたら、非常にもったいないと言えるでしょう。この機会に、XLOOKUP関数をマスターすることをおすすめします。
XLOOKUP関数の使い方。VLOOKUP関数の後継となる関数をマスターしよう | Excel関数 | できるネット
ExcelのXLOOKUP(エックス・ルックアップ)関数は、「ビジネスに必須」として有名なVLOOKUP関数の後継となる関数です。機能が向上しているだけでなく、より簡単に使えるよ…